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一般的にどのような薬を飲んで治療しますか?副作用はありますか?
熱田リハビリテーション病院 一般内科
森岡 万里奈 監修
血圧を下げる薬や脳のむくみをとる薬、痙攣発作の予防薬などが、患者さんごとの状態にあわせて使われます。
解説
病気になり始めた時期である急性期に用いられる薬には、主に以下のものがあります。
- 血圧を下げる薬
- 脳のむくみをとる薬
- 痙攣発作の予防薬
- 痛み止めや鎮静剤
時期によって、脳の血管の攣縮(れんしゅく:血管が異常に細くなって血流が悪化すること)を予防する薬も使われます。
アレルギーを起こしたり、肝臓や腎臓への負担をかけたりといった副作用が出ることがあります。治療中に、状態や血液を見て副作用が起こっていないか確認していきます。
くも膜下出血の
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関連する病気と症状
(参考文献)
日本脳卒中学会 脳卒中ガイドライン[追補2019]委員会. 脳卒中ガイドライン2015[追補2019],2019.
関連する質問
薬はいつまで飲むのでしょうか? ずっと飲み続けなくてはいけないのでしょうか?
急性期を過ぎた後は、血圧のコントロールや痙攣発作の予防が必要な場合に薬が処方されます。いずれやめられる薬もあります。
治療を開始してから治るまでの流れが知りたいです。
動脈瘤が見つかれば緊急手術を行い、その後2週間ほど薬を用いた治療を続けます。状態が安定したらリハビリを行っていきます。
一般的にどのような治療を行いますか?
血圧を下げるなど、出血を増やさないための治療を行います。動脈瘤の再破裂を防ぐための手術を実施することもあります。
くも膜下出血はどのくらいの頻度で発生していますか?
日本における発症率は、10万人に20人程度だと言われています。
くも膜下出血はどのような人がなりやすい病気ですか?
40〜50代以上に多く、男性よりも女性の方がなりやすいとされています。
くも膜下出血に関連する病気や症状
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