遅発性ジスキネジアは抗精神病薬の副作用で起こりますか?
抗精神病薬をはじめ、その他の薬が遅発性ジスキネジアの原因とされています。
抗精神病薬を継続的に内服している人の4〜6%の患者さんで、遅発性ジスキネジアを認めるという報告があります。その他にも、一部の吐き気止めの薬や抗うつ薬なども関連していると言われています。症状が気になる場合は自己判断で薬の減量や中止を行わず、必ずかかりつけ医に相談してください。
抗精神病薬の中でも第2世代よりも第1世代と呼ばれるものの方が発症リスクが高いと言われています。また、高齢者であること、内服期間が長くなったり、内服量が多くなると発症リスクが高まると言われています。
亀田総合病院 脳神経内科
原瀬 翔平 監修
(参考文献)
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