遅発性ジスキネジア
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2023/10/30
あなたの症状と遅発性ジスキネジアの関連をAIでチェックする
遅発性ジスキネジアについて「ユビー」でわかること
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遅発性ジスキネジアとはどんな病気ですか?
「遅発性ジスキネジア」とは、抗精神病薬を長期間服用している人の体の一部が勝手に動いてしまうことを指します。治療としては、使用している薬を減らす、薬を変更する、症状をおさえる薬を使うなどが挙げられます。症状がみられた場合は、抗精神病薬を処方されている病院を受診しましょう。
遅発性ジスキネジアの専門医がいる近くの病院はありますか?
遅発性ジスキネジアの専門医がいる病院を見る遅発性ジスキネジアのQ&A
- A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説抗精神病薬や吐き気止めを比較的長期間内服している方で、以下のような不随意運動(=体が意思に反して動いてしまうこと)を認める場合は遅発性ジスキネジアの可能性があります。
顔面(特に口のまわり)の不随意運動
- 口をもぐもぐさせる
- 口を突き出す
- 頬を膨らませる
- 目を閉じるとなかなか開けない
- 舌を左右に動かすなど
手足や体幹の不随意運動
- 手をくねくねと動かす
- 「ピアノを引くような」指の動きをしてしまう
- 足が動いてしまう
その他
- ジストニア(特定の筋肉が収縮して特定の姿勢を取ってしまう)がある
- アカシジア(落ち着き無く足踏みをしたり、足を組み直したり、姿勢を直したりする)がある
ただし、上記以外の動きが見られる場合もあり、不随意運動の評価は専門医の診察が必要になります。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る - A.
初期に特徴的な症状はなく、体が無意識に動いてしまうことが最初から起こります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る初期に特徴的な症状はありません。こちらに記載されている症状が最初からありますが、程度や頻度が少なかったり、変動したりすることがあります。
ただし、遅発性ジスキネジアを発症した約半分〜3分の2は症状に気づいていなかったとの報告もあり、症状が軽い初期から気づくことは比較的難しいと予想されます。 - A.
抗精神病薬を長期間服用すると起こることがあります。自分の意思とは無関係に口まわりや手足を動かしてしまう症状が出ます。
解説ドパミン受容体拮抗薬(抗精神病薬や、一部の吐き気止め)を比較的長期間内服していることが原因です。
遅発性ジスキネジアでは、自分の意思とは関係なく身体を動かしてしまう症状(=不随意運動)が出ます。代表的なものには以下があります。顔面(特に口のまわり)の不随意運動
- 口をもぐもぐさせる
- 口を突き出す
- 頬を膨らませる
- 目を閉じるとなかなか開けない
- 舌を左右に動かすなど
手足や体幹の不随意運動
- 手をくねくねと動かす
- 「ピアノを引くような」指の動きをしてしまう
- 足が動いてしまう
その他
- ジストニア(特定の筋肉が収縮して特定の姿勢を取ってしまう)がある
- アカシジア(落ち着き無く足踏みをしたり、足を組み直したり、姿勢を直したりする)がある
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るDaniel Tarsy et al. Epidemiology of tardive dyskinesia: is risk declining with modern antipsychotics?. Mov Disord. 2006, 21, p.589-598.
American Psychiatric AssociationDiagnostic & Statistical Manual of Mental Disorders, 5th ed.(DSM-5). AM PSYCHIATRIC ASSOCIATION PUB2013.
監修医師
診療科・専門領域
- 脳神経内科
- 内科