「カンジダ症」とはどのような病気ですか?
カンジダとは真菌(カビ)の一種です。無症状のことも多いですが、口腔内や腟内などで異常に増殖すると白色や赤色の斑点を伴い、「カンジダ症」と言われる病気となります。
カンジダとは、皮膚や口の中、食道、陰部(デリケートゾーン)などによく見られる真菌(カビ)の一種です。
普段から人体に存在する常在菌の一種で無症状のことも多く、成人女性の腟内では約15%程度、70歳以上の高齢者の口腔内では半数以上の方でカンジダを認めるとされています。
体力が低下している時などに異常に増殖し、白色や赤色の斑点が生じて痒みなどが出現することがあり、「カンジダ症」と呼ばれています。
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
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