「粉瘤」とはどのような病気ですか?
皮膚の内側に角質や皮脂がたまり、半球状の膨らみが現れる皮膚疾患のひとつです。
粉瘤は、アテローム(アテローマ)や表皮嚢腫とも呼ばれる皮膚疾患のひとつです。
皮膚の内側に袋状のものができ、半球状の膨らみとして現れます。身体のどの部分にもできますが、特に顔、首、耳たぶや耳のうしろ、背中などにできやすい傾向があります。
袋の中には、通常であれば皮膚から剥がれ落ちるはずの角質や皮脂がたまっています。時間とともに膨らみは少しずつ大きくなり、放置すると野球のボール程度の大きさになることもあります。
膨らみの中央部に黒い点状のものが現れ、力を加えるとドロドロと臭いのある物質が出てくることがあります。また、感染を起こして、赤く腫れて痛みを感じることもあります。
なお、「脂肪のかたまり」と呼ばれることもありますが、実際には脂肪組織ではありません。
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
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