シェーグレン症候群に対してどのような検査を行いますか?
唾液や涙の分泌検査、血液検査、唾液腺または涙腺の組織の状態を調べる検査などを行います。画像検査を行うこともあります。
ドライマウス(口腔乾燥)やドライアイの症状が見られる場合、
- 唾液腺や涙腺の機能を調べる検査
- シェーグレン症候群とその他の病気を見分けるための血液検査
- 唾液腺や涙腺の一部をとって組織の状態を調べる検査
といった検査を必要に応じて行います。
また、虫歯や歯周病がないか口腔内の状態を見たり、角膜の状態や視力をチェックしたりします。
場合によっては、唾液腺や涙腺以外にも異常がないか、またシェーグレン症候群以外の膠原病(こうげんびょう:皮膚や関節、血管などが炎症を起こす免疫系の病気の総称)をあわせて発症していないかを見るために、症状に応じた検査を行うこともあります。
具体的には、尿検査、レントゲン検査、CT検査、心電図検査、超音波検査などを行います。
手稲渓仁会病院 総合内科 アレルギー・膠原病内科 医長
中村 海人 監修
(参考文献)
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