舌癌
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舌癌には初期症状はありますか?
東北大学病院腫瘍内科 腫瘍内科
梅垣 翔 監修
舌癌の初期症状として、舌の側縁の白色への変化やしこりなどがあります。
舌癌の初期症状としては、舌の側縁が白色に変化したり、硬いしこりができたりします。さらに進行すると、舌の痛みや出血・悪臭、構音障害(話しづらくなる)、嚥下障害(食事が食べにくくなる)が生じます。
舌癌が周囲の下顎骨へ浸潤(細胞など組織が周囲に広がること)したり、頸部のリンパ節転移を起こすと、あごや首の周りに腫れや痛みが生じます。
口腔白斑症と呼ばれる口腔粘膜の白斑状の前がん病変が、3.1〜13.6%でがん化すると報告されています。
(参考文献)
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