舌癌
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「舌癌」とはどのような病気ですか?
東北大学病院腫瘍内科 腫瘍内科
梅垣 翔 監修
舌癌とは文字通り、舌にできるがんのことを指します。
舌癌とは、舌に発生するがんを指し、口腔がん(口腔粘膜に発生するがん)の約半数を占めます。
また、専門的な説明となりますが、病理組織学的には扁平上皮がんに分類されるがんです。
舌癌の主なリスクは、喫煙、飲酒です。また、口腔白斑症と呼ばれる口腔粘膜の白斑状の前がん病変が、3.1〜13.6%でがん化すると報告されています。
主な症状としては、舌の側縁に白色変化、硬いしこり、痛み、出血などが挙げられます。
進行すると、下顎骨まで浸潤(細胞など組織が周囲に広がること)したり、頸部のリンパ節転移を起こすことがあります。また、骨や肺などに遠隔転移(がん細胞が最初に発生した場所とは別の場所に移動して増えること)を伴う場合があります。
(参考文献)
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