黄斑円孔の場合、主にどのような治療をしますか?
主な治療は硝子体手術による穴の閉鎖です。
黄斑円孔の治療の基本は、硝子体手術(硝子体切除術)です。手術では硝子体を取り除き、黄斑部を引っ張る要因をなくしたうえで、網膜の表面にある膜を剥がして、穴が閉じやすい環境を作ります。その後、眼内にガスを注入して黄斑を内側から押さえ、自然に穴が塞がるのを助けます。
手術後は、しばらくうつむき姿勢を保つ必要があり、これが成功の鍵となります。手術は、状況に応じて異なる方法が取られることもあります。放置しても自然治癒はほとんど期待できず、視力低下が進むため、症状や進行の程度によって、手術が推奨されます。早期に治療を受けるほど、視力の回復が望めます。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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