摂食障害を放置するとどうなりますか？
心臓や血液、ホルモンなどの異常を生じるようになり、最終的に命に関わる事態になることもあります。
摂食障害の中でも、極端に体重が減少してしまう「神経性やせ症」では、低栄養に伴って様々な身体の症状が現れます。心臓や血液、ホルモンなどの異常を来たすこともあり、死亡率も高いとされています。
また、神経性やせ症でも神経性過食症でも、嘔吐や下剤の乱用によって、低カリウム血症や不整脈が起こることがあります。その他、骨粗しょう症や不妊など、長期にわたる合併症が起こる可能性もあります。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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