神経性食思不振症・神経性大食症
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/04/26
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神経性食思不振症・神経性大食症について「ユビー」でわかること
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神経性食思不振症・神経性大食症とはどんな病気ですか?
「摂食障害」とは、様々な原因によって、食べ過ぎや食べなさ過ぎといった食事に関する異常が生じる病気です。主に10〜30代の女性に多い病気で、心理的・社会的・身体的な原因が摂食障害に関係します。摂食障害の治療は、主に心療内科・精神科で行われるため、疑わしい場合にはお近くの心療内科か精神科を受診しましょう。
神経性食思不振症・神経性大食症の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
神経性食思不振症・神経性大食症への対処法は?
自身が体の異常を感じていない場合でも、生命の危険に晒される場合もあるため、精神科専門の病院を受診しましょう。
神経性食思不振症・神経性大食症の専門医がいる近くの病院はありますか?
神経性食思不振症・神経性大食症の専門医がいる病院を見る神経性食思不振症・神経性大食症のQ&A
- A.
手の皮膚に繰り返し歯が当たって刺激を受け、皮膚が分厚くなることによってできます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るのどに強い刺激が加わると、胃の内容物を吐き出す反射が起こることがあります。
摂食障害の患者さんでは、食べ過ぎた時に太るのを恐れて、ご自分で手を口に入れて嘔吐を誘発し、胃の中の食べ物を出そうとすることがあります。これを繰り返すと、手の甲や指の付け根に上の前歯が当たってタコができることがあり、吐きダコと呼ばれます。
嘔吐による対処は吐きダコだけでなく、歯が胃酸にさらされたり虫歯になりやすくなったり、唾液腺が腫れたりなど、さまざまな変化を引き起こします。医療機関で相談しましょう。 - A.
摂食障害の症状や原因、おすすめの病院や対処方法は症状検索エンジン「ユビー」で調べられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る摂食障害の症状は、以下の項目でセルフチェックできます。
- BMIが17以下である(160cmの場合43kg以下)
- 脈が遅い
- 月経が不順である、もしくは止まった
- 太ることが怖い
- 客観的には痩せている体型でもさらに痩せたいと思う
- 食べ過ぎたと思うと、吐いたり下剤や利尿剤を使ったりして体重が増えないようにする
また、摂食障害の症状や原因、おすすめの病院や対処方法は症状検索エンジン「ユビー」で調べられます。
- A.
食べなさ過ぎる症状の反動として食べ過ぎてしまうことがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る食べ過ぎる症状と食べなさ過ぎる症状は、同時に見られることがあります。例えば、やせ症の方が食べなさ過ぎの反動として食べ過ぎに走る場合などが考えられます。具体的にはやせ症の半数が大食症に移行すると言われ、また逆に大食症の方が後にやせ症を呈することもあります。その他、両者が交互に現れる場合もあります。
- A.
身体的な理由で太り過ぎてしまう病気や瘦せてしまう病気と区別する必要があります。
- A.
極端な考えを持つようになる、好き嫌いが急に増える、気分屋になるなどが、摂食障害の初期症状として見られます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る神経性やせ症の初期には、拒食や体重減少の反動から、過食や隠れ食い、盗み食いなどの症状が見られることがあります。他方、神経性大食症では、むちゃ食いとそれに伴う体重を増やさないための代償行動(自分自身の手による嘔吐、下剤の乱用)などが見られます。
なお、摂食障害の初期症状が現れるきっかけとしてはダイエットが最も多く、長距離走やバレエなどのスポーツもきっかけになる可能性があります。また、受験や風邪による一時的な体重減少もきっかけになりえます。これは、体重を減らせたことが、自分で自分をコントロールできた達成感や周囲からの賞賛などにつながり、努力が報われた感覚が「さらに痩せたい」「体重をコントロールしたい」という気持ちに拍車をかけるためです。 - A.
主な症状は、食事に関連する異常な行動や体型の異常です。栄養の異常により、ふらつきや失神、月経異常などの症状が出現することもあります。
解説摂食障害は「神経性やせ症」と「神経性過食症」の2つに大別されます。以下、それぞれについて症状を挙げます。
神経性やせ症
神経性やせ症では、以下の症状が起こる場合があります。
- BMI17未満
- 急激な体重の増減(1ヶ月に±8%以上)
- 耳下腺の腫れ
- 手の吐きダコ
- 歯の形や色の変化
- 虫歯
- 脈が遅くなる
- 無月経
また、重症になると意識障害が起こったり動けなくなったりします。
神経性過食症
神経性過食症では、体重の増加を防ぐために、自ら嘔吐を誘発したり、下剤や利尿剤、浣腸を使ったりすることがあります。そのため神経性過食症の方は、見かけ上は標準体重が維持されている場合が多いです。
ただし、嘔吐を繰り返すことで、歯のエナメル質が傷ついたり、頻度によっては食道や胃から出血したりといった症状が生じることがあります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る安藤哲也、須藤信行.“神経性やせ症(AN)初期診療の手引き”.摂食障害ポータルサイト.https://www.edportal.jp/pro/pdf/medical_cooperation_03.pdf,(参照 2023-04-30).
Sadock, Benjamin J et al. カプラン臨床精神医学テキスト : DSM-5診断基準の臨床への展開. メディカル・サイエンス・インターナショナル. 2016, 5 .
神経性食思不振症・神経性大食症と似た病気をチェック
神経性食思不振症・神経性大食症について、医師からのよくある質問
- 体重が軽いにもかかわらず、体重が増えることに恐怖心がありますか?
- 周囲の人々は思っていないのに、自分は太っていると強く考えてしまいますか?
- 極端な食事制限を行っていますか?
- 最近やせてきていますか?
- 自分でわざと吐いてしまうことがありますか?
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- 内科