最近やせてきた

監修医師平松 由布季東日本橋内科クリニック 内科

更新日
2026/06/12
公開日
2021/01/18

医学的には「6ヶ月以内に体重が5%以上減少」する場合を有意な体重減少と捉えます。がん、糖尿病、甲状腺機能亢進症などの消耗性疾患や、吸収不良、精神的な要因など、体内のエネルギー消費と摂取のバランスが崩れる様々な原因が考えられます。ダイエットを意図していないのに、6ヶ月以内に体重が5%以上減少するペースでやせている場合、医療機関への受診を検討してください。

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最近やせてきたとは

体重の減少が続くのは病気のサインですか?

意図しない体重減少が続く場合は、何らかの病気が隠れているサインかもしれません。受診をおすすめします。

意図せずに体重が減少し続けるのは、体に何らかの異常が起きているサインである可能性があります。

特に、食事の量は変わらない、あるいはむしろ食べているのに体重が減る場合は注意が必要です。

私たちの体は、摂取したエネルギーと消費するエネルギーのバランスで体重を維持しています。

そのため、食べているのに痩せるということは、栄養素の吸収がうまくいっていないか、あるいは体が通常よりも多くのエネルギーを消費している状態が考えられます。

これらは、消化器系の病気やホルモンの異常など、様々な病気が原因となっている場合があるため、軽視せずに医療機関を受診し、原因を特定することが重要です。

さらに詳しく体重の減少が続くのは病気のサインですか?監修医師本間 雄貴富士在宅診療所 一般内科

「最近やせてきた」とはどのような症状ですか?

「最近やせてきた」とは、ダイエットをしていないのに体重が落ちる状態です。疲れやすさや体力低下を伴うこともあります。

「最近やせてきた」とは、特別にダイエットをしていないのに、いつの間にか体重が減っている状態を指します。

食事の量は変わらないのに体重が減る、あるいは食欲がなくなり食べる量が減って体重が落ちるなど、いくつかのパターンがあります。

単に体重が減るだけでなく、疲れやすくなったり、体力が落ちたと感じたりすることもあります。

大切なのは、意図せずに体重が減っているかどうかという点です。

もし、思い当たる理由がないのに体重が減り続けている場合は、体に何らかの変化が起きているサインかもしれません。

さらに詳しく「最近やせてきた」とはどのような症状ですか?監修医師本間 雄貴富士在宅診療所 一般内科
もっと詳しく「最近やせてきた」を知る

最近やせてきたの原因

食べているのに体重が減る場合、どのような原因が考えられますか?

消化吸収不良、甲状腺機能亢進症、がんなどが考えられます。体が栄養をうまく使えていない状態です。

食べているのに体重が減る場合、いくつかの原因が考えられます。

一つは、食べたものが体内で十分に消化・吸収されていない可能性です。

例えば、慢性的な下痢を引き起こすような腸の病気や、膵臓の機能が低下して消化酵素が不足する病気(慢性膵炎など)があると、栄養を効率よく取り込めません。

また、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される甲状腺機能亢進症バセドウ病など)では、体の新陳代謝が異常に活発になり、安静にしていても多くのエネルギーを消費してしまうため、たくさん食べても痩せてしまうことがあります。

また、がんでも意図しない体重減少がみられることがあり、多様な原因が考えられます。

さらに詳しく食べているのに体重が減る場合、どのような原因が考えられますか?監修医師本間 雄貴富士在宅診療所 一般内科

最近やせてきたの原因や考えられる病気には何がありますか?

原因は食事の問題、ストレス、胃腸の病気、甲状腺の病気、まれに癌など多岐にわたります。

『最近やせてきた』という原因として、まず考えられるのは単純な食事量の減少や、栄養バランスの偏りです。

また、精神的なストレスや過度な疲労も食欲不振につながり、体重減少を引き起こすことがあります。

病気が原因となることもあり、例えば、食べ物の消化吸収が悪くなる胃腸の病気(胃潰瘍クローン病など)、ホルモンの異常で代謝が過剰になる甲状腺機能亢進症などが挙げられます。

まれに、がんのような重い病気が隠れている可能性も否定できません。思い当たる原因がないのに体重減少が続く場合は注意が必要です。

さらに詳しく最近やせてきたの原因や考えられる病気には何がありますか?監修医師本間 雄貴富士在宅診療所 一般内科
もっと詳しく「最近やせてきた」を知る

受診の目安・何科を受診するべきか

最近やせてきたの場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?

まずはかかりつけ医や内科を受診しましょう。目安は、意図せず半年で体重の5%以上減った場合や体調不良がある時です。

「最近やせてきた」と感じたら、まずはかかりつけ医や内科を受診することをおすすめします。

医師が症状や状況を詳しく聞き、必要な検査を行って原因を探ります。

その結果、専門的な治療が必要と判断されれば、消化器内科、内分泌内科、心療内科など、適切な診療科を紹介してもらえます。

病院を受診する目安としては、特にダイエットをしていないのに、半年間で体重の5%以上(例えば50kgの人なら2.5kg以上)が減少した場合や、急激に体重が減ったと感じる場合、または体重減少以外にも体調不良(だるさ、食欲不振腹痛など)がある場合は、一度相談してみましょう。

さらに詳しく最近やせてきたの場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?監修医師本間 雄貴富士在宅診療所 一般内科
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検査・診断

最近やせてきたのセルフチェックはできますか?

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

「最近やせてきた」かどうかを自分でチェックする方法としては、まず定期的に体重を測り、記録することが基本です。

体重だけでなく、食事の内容や量、運動習慣、体調の変化(食欲はあるか、疲れやすさはないか、お腹の調子はどうかなど)も一緒に記録しておくと、変化に気づきやすくなります。

また、ベルトの穴や服がゆるくなったといった体の変化も目安になります。

BMIを計算し、その数値が標準範囲から大きく外れていないか、あるいは以前より大幅に減少していないかを確認するのも良いでしょう。

ただし、セルフチェックはあくまで目安であり、心配な場合は医療機関を受診することが大切です。

また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、セルフチェックができます。ぜひご活用ください。

さらに詳しく最近やせてきたのセルフチェックはできますか?監修医師本間 雄貴富士在宅診療所 一般内科
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最近やせてきたの治療

最近やせてきたの治療や予防方法には何がありますか?

原因疾患の治療が基本です。予防にはバランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠が大切です。

「最近やせてきた」場合の治療は、その原因によって全く異なります。

例えば、食事量の不足や栄養の偏りが原因であれば、バランスの取れた食事を心がけ、必要に応じて栄養指導を受けることが治療になります。

特定の病気が原因であれば、その病気自体の治療を行います。

例えば、甲状腺機能亢進症であればホルモンを調整する薬物療法、胃腸の病気であればその炎症を抑える治療などです。

予防としては、日頃からバランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠を心がけ、ストレスを溜めない生活を送ることが大切です。

また、定期的な健康診断も病気の早期発見につながります。

さらに詳しく最近やせてきたの治療や予防方法には何がありますか?監修医師本間 雄貴富士在宅診療所 一般内科
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最近やせてきたに関連するその他の質問

急激な体重減少とはどれくらいの範囲を指しますか?

意図せず体重が6〜12ヶ月で5%以上減少した場合は背景に何らかの原因がる場合があります。

急激な体重減少に対する明確な医学的定義はありませんが、一般的に、意図的なダイエットをしていないにもかかわらず、6ヶ月から12ヶ月の間に体重が5%以上減少した場合を医学的に異常な体重減少と考えることが多いです。

例えば、体重60kgの人であれば、半年から1年で3kg以上減った場合が目安となります。

ただし、これはあくまで一般的な目安であり、個人の体格や健康状態によっても異なります。

大切なのは、自分にとって普段の体重からどの程度、どのようなペースで減少したのかという点です。

もし、短期間で明らかに着ている服がゆるくなったり、周囲の人から「痩せたね」と頻繁に言われたりするようであれば、急激な体重減少と考えて良いでしょう。

さらに詳しく急激な体重減少とはどれくらいの範囲を指しますか?監修医師本間 雄貴富士在宅診療所 一般内科

痩せたと思ったら癌だった、という話は本当ですか?

癌の症状として体重減少が現れることはあります。他の不調もあれば、早めに医師へ相談しましょう。

「痩せたと思ったらだった」という話は、残念ながら実際にあり得ることです。

癌細胞は増殖するために多くの栄養を必要とし、体の正常な細胞から栄養を奪ってしまうことがあります。

また、癌の種類によっては、食欲不振を引き起こしたり、消化吸収を妨げたり、あるいは体内で炎症反応が持続することでエネルギー消費が増大したりして、結果として体重減少が起こることがあります。

特に、原因不明の体重減少が続く場合や、食欲不振、倦怠感貧血などの他の症状も伴う場合は、癌の可能性も考慮して医療機関を受診し、詳しい検査を受けることが推奨されます。

ただし、痩せたからといって必ずしも癌であるわけではなく、他の様々な原因も考えられますので、まずは医師に相談することが大切です。

さらに詳しく痩せたと思ったら癌だった、という話は本当ですか?監修医師本間 雄貴富士在宅診療所 一般内科
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最近やせてきたについて、医師からのよくある質問

最近やせてきた」について、医師からのよくある質問をまとめました。

  • 特定のパートナー以外との性交渉がここ1ヶ月以内にありますか?
  • 食欲がなく、食事量が減っていると感じますか?
  • 首の前側が腫れていますか?
  • 吐き気や嘔吐がありますか?

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この記事の監修医師

監修医師 平松 由布季

平松 由布季 先生

東日本橋内科クリニック 内科

2015年愛媛大学医学部卒。 松山赤十字病院で初期研修後、東京ベイ・浦安市川医療センターで内科後期研修を修了。 引き続き同センター総合内科で、フェローシップ研修を行い、2024年1月まで医員、外来医長として勤務。 病棟専門の総合医であるホスピタリストとして、特に若手医師の教育、臨床倫理(アドバンス・ケア・プランニングや意思決定支援など)に注力してきた。 2022年6月からは日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師支援部門 病院総合医チーム副代表に就任。"病院総合医の価値を社会に発信し、これを志す若手の道標になる"をMISSION&VISONに掲げ、学術大会等での企画運営、商業誌執筆、若手医師のキャリア支援などを行なってきた。 2024年2月から東日本橋内科クリニックで勤務。

更新日
2026/06/12
公開日
2021/01/18