化膿性汗腺炎が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
膿の出る膿瘍がある場合、化膿性汗腺炎の可能性があるので皮膚科を受診しましょう。
化膿性汗腺炎は慢性で再発しやすく、患者さんの日常生活に支障が生じやすい病気です。疑われる場合は、皮膚科を受診してください。
受診する目安としては、次のような症状が現れた場合や再発・悪化してしまった場合などには、化膿性汗腺炎が疑われます。
症状
- 痛みを伴うしこり
- 瘻孔(ろうこう:皮膚の穴)
- 瘢痕(はんこん:治ったあとの硬い傷跡)
- 膿瘍(のうよう:うみがたまった発疹)
- 嚢腫(のうしゅ:皮膚の組織が入った袋状のかたまり)
など
化膿性汗腺炎ができやすい部位
次のような汗をかきやすい部分にできやすいです。
- わきの下
- 太ももの付け根(鼠径部)
- 肛門や性器部
- おしり
など
田中皮フ科クリニック 皮膚科
濱田 健吾 監修
(参考文献)
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