PTSDとはどのような病気ですか?
PTSD(心的外傷後ストレス障害)は、つらい体験が原因で、心と体にさまざまな症状が現れ、日常生活に支障をきたす病気です。
どのような体験がつらい体験になるかは人それぞれですが、PTSDの原因となりやすいものとして、例えば以下のようなものがあります。
- 性的な暴力:性的な暴行や虐待を受けること
- 大切な人との別れ:身近な人が突然亡くなってしまったり、子どもが重い病気にかかってしまったり、大切な人がつらい体験をしてしまうこと
- 戦場での体験:兵士として戦場に行き、人を殺したり、人が命を落とすのを目撃したり、死体を見たりすること
- 命に関わる事故や災害:交通事故で九死に一生を得たり、地震や津波などの自然災害に遭ったり、有毒な化学物質に触れてしまったりすること
- 人からの暴力:子どものころに親から暴力を振るわれたり、他人から殴られたり、脅されたりすること
- 戦争や紛争:難民として避難生活を送ったり、誘拐されたり、戦争地域で暮らしたりすること
これらの体験は、心に大きな傷を残し、PTSDの症状を引き起こすことがあります。
PTSDは、つらい体験をしたあと、以下のような症状が1ヶ月以上続く場合に疑われます。
- つらい記憶が何度もよみがえる(フラッシュバック)
- つらい記憶を思い出させるものを避ける
- 気持ちや考え方が変わってしまう(大切なことへの興味や関心が薄れてしまう。他人とのつながりを感じにくくなり、孤立してしまう)
- 感情が麻痺したように感じ、喜びや愛情を感じにくくなる(将来に希望が持てなくなる)
- 常に神経が過敏になっている(なかなか寝つけない、または眠り続けていられない。イライラしたり、怒りっぽくなったりする。集中することが難しくなる)
- 常に周りの状況に注意を払い、警戒している(ちょっとした物音にもびっくりしやすい)
これらの症状によって、日常生活に支障が出ている場合、専門機関への相談を検討しましょう。
東日本橋内科クリニック 一般内科
平松 由布季 監修
(参考文献)
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