PTSDではどのような症状がありますか?
PTSDでは、トラウマとなった出来事を思い出してしまい、思い出させることを回避しようとします。抑うつや不安、動悸などの生理的症状が出ることもあります。
PTSDでは、以下のような症状がみられます。
- 出来事を繰り返し思い出す
- 出来事に関連する夢を何度も見る
- 出来事の再体験(フラッシュバックやイメージの侵入)
- 出来事に関連する記憶や思考、感情を避けようとする
- 解離症状
- 過度に警戒する
- 過剰に驚いてしまう
- 自分自身や他者、世界に対する否定的な信念
- いらだちや怒り、罪悪感などのネガティブな感情が続く
- 感情が麻痺する
また、心臓がどきどきしたり、汗をかいたりという生理的な反応が出ることもあります。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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