子宮頸がんのステージ(転移の有無別)について教えてください。
子宮頸がんは大まかにⅠ~Ⅳ期に分類されます。
子宮頸がんの進行度は、大まかに下記の4つのステージに分類されます。
Ⅰ期
子宮頸部のみに病変が起こっている。
Ⅱ期
がんが子宮頸部を超えて広がっているが、骨盤壁や腟壁の下方部分3分の1までは広がっていない。
Ⅲ期
がんが骨盤壁まで達していて、がんと骨盤壁との間が全てがん化している。または、がんが腟壁の下方部分3分の1まで広がっている。
Ⅳ期
がんが小骨盤腔を超えて広がっている。または、がんが膀胱・直腸の粘膜にまで広がっている。
ステージが進めば進むほど完治は難しくなりますので、なるべく早めの対処が必要です。
公開日:
最終更新日:
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
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子宮頸がんの生存率や完治率はどれくらいでしょうか?
進行度によって異なります。発見が早ければ早いほど、高い確率で完治を目指せます。
子宮頸がんを予防するためにできることはありますか?
HPVワクチンと子宮頸がん検診でほとんどの子宮頸がんが予防・早期発見できます。
どのようにして子宮頸がんを診断しますか?
子宮頸部の細胞や組織を採取し、顕微鏡で評価することで診断を確定します。
一般的にどのような治療を子宮頸がんに行いますか?手術は可能ですか?
早期のがんは局所の手術で治療可能ですが、進行がんの場合は放射線治療や薬物治療も含めた治療が必要となります。
どのような人が子宮頸がんになりやすいですか? 原因は何ですか?
HPV(ヒトパピローマウイルス)に長期間感染することが主な原因とされています。
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