舌小帯短縮症の手術で失敗することはありますか?
確率は低いですが、出血や再びくっつくこと、周辺組織の損傷などの合併症が起こるリスクがあります。
【手術の安全性とリスク】
舌小帯を切る手術に伴う合併症(予期せぬトラブル)が起こる確率は低いとされていますが、リスクがまったくないわけではありません。
【報告されている主なトラブル】
- 出血:最もよく見られる合併症です(3〜5%程度)。多くは自然に止まりますが、まれに重い出血が起きることもあります。
- 再発:傷口が治る過程で傷あとが残り、ひだが再びくっついてしまうことがあります。
- 周辺の損傷:誤って唇を傷つけたり、舌の下にある唾液が出る管を傷つけたりする可能性があります。
- その他:傷口からの感染症や、別の病気を持つ赤ちゃんの場合は、呼吸がしにくくなるリスクなども報告されています。
【手術前の確認】
手術を受ける前には、これらのリスクについて医師から十分な説明を受けることが大切です。
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(参考文献)
Jennifer Thomas et al. Identification and Management of Ankyloglossia and Its Effect on Breastfeeding in Infants: Clinical Report. Pediatrics. 2024, 154, e2024067605.
Jonathan Walsh et al. Diagnosis and Treatment of Ankyloglossia in Newborns and Infants. JAMA Otolaryngology–Head & Neck Surgery. 2017, 143, 1032-1039.
近江京輔.舌小帯短縮症.一般社団法人日本小児外科学会,URL(参照 2026-04-22)
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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
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