血尿
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心配のいらない血尿もありますか?
東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
特に危険な病気などを伴わない血尿もあります。正確な判断を行うには精密検査が必要になります。
泌尿器科で精密検査を受けた結果「経過観察で問題ない」と判断されたなら、ひとまずそれ以上心配しなくてよいでしょう。症状を伴わない顕微鏡的血尿が検診などで見つかった時には、再検査で血尿が検出されず、かつ膀胱がんなどの悪性腫瘍のリスク(喫煙歴や年齢、性別など)がなければ、それ以上の精査を行わなくともよいとされています。
ただし、危険性の有無を正確に判断するうえでは、きちんと検査を受けることが大前提になります。尿検査で陽性となった場合などには、一度泌尿器科を受診するようにしましょう。
なお、血尿とあわせて蛋白尿を呈する場合などは、腎機能が低下しないか経過観察することが適宜推奨されます。
(参考文献)
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