座るとおしりの骨が痛む場合の対処法はありますか?
中心に穴の空いた円座(クッション)を使用すると、痛みが和らぐ可能性があります。
座るとおしりが痛む場合の考えられる原因と、それに応じた対処法をご紹介します。
尾骨痛
座るとおしりの痛みが出る代表的な病気に「尾骨痛」があります。名前の通り、尾骨(おしりの真ん中辺りにある、尻尾の名残と言われる骨)に痛みが出る病気です。多くの場合、特に原因がなく発症し、成人の女性によく見られると言われています。
尾骨痛への対処法
中心に穴の空いた円座(クッション)を使用し、尾骨にかかる負荷を減らすことで、痛みの軽減が期待できます。また、症状が強い場合には痛み止めの使用が有効な場合もあります。
長時間の座りっぱなし
長時間座っていると、特に病気などがなくてもおしりが痛くなる場合もあります。多くの場合、おしりの骨(特に「坐骨」と呼ばれる骨)の周囲が長時間圧迫されることで痛みが起こります。
座りっぱなしによる痛みへの対処法
長時間座りっぱなしになることを避け、定期的に立ち上がって歩くなどしましょう。また、柔らかいクッションなどを使用することも有効です。
公開日:
最終更新日:
まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
(参考文献)
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