中枢性尿崩症とはどのような病気ですか?
遺伝や脳の病気などが原因で、抗利尿ホルモンの分泌量が減って多尿をきたす病気です。
脳の視床下部や下垂体という部位に障害が起こることで、尿の量を調節する「バソプレシン(抗利尿ホルモン)」というホルモンの分泌量が低下することがあります。その結果、喉が渇く、水をたくさん飲む、尿がたくさん出るといった症状が現れる「中枢性尿崩症」という病気になります。
主な原因として以下のようなものが挙げられます。
- 脳腫瘍:胚細胞腫瘍、頭蓋咽頭腫など
- 脳出血・脳梗塞
- 脳の怪我・手術
- 脳の炎症:リンパ球性漏斗下垂体後葉炎など
- 遺伝性
- 特発性:脳の原因疾患が明らかでないもの
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最終更新日:
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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