尿崩症の場合、主にどのような治療をしますか?
尿の量を調整するホルモンが不足している場合には、ホルモンの補充を行うことがあります。また、脱水予防のために、水分摂取や塩分制限などの対症療法を行います。
尿崩症の治療法は、原因によって異なります。
中枢性尿崩症
ホルモン補充
尿の量を調整するバソプレシンというホルモンが不足しているため、点鼻薬や飲み薬でバソプレシンと類似した物質の補充を行います。
治療開始後の数日間は体重、尿の量、尿の濃さ、血液中のナトリウム濃度を調べ、適切な薬の量を決めます。
その他
塩分制限を行ったり、バソプレシンが作られるよう促す薬剤を使用したりすることもあります。
腎性尿崩症
根本的な治療薬はありません。十分に水分を摂る、塩分を制限するなどの対症療法を行います。
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最終更新日:
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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