溶連菌感染症
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溶連菌感染症とはどのような病気ですか?
神奈川県立こども医療センター 小児科
西條 晴貴 監修
A群溶血性連鎖球菌が原因で起こる病気の総称です。主に子供に見られる病気で、喉や皮膚に症状が見られることが多いです。
解説
A群溶血性連鎖球菌という細菌に感染することで起こる病気を総称して「溶連菌感染症」と言います。細菌の感染が引き起こす病気は様々ですが、特に多く見られるのは喉の痛みや腫れを伴う「急性咽頭炎」や「扁桃炎」です。また、細菌が出す毒素によって発症するものに限って「猩紅熱」と呼ぶこともあります。主に子供がかかりやすい病気ですが、大人も発症することがあります。
症状としては、主に咽頭炎や皮膚の感染症が見られますが、時に重い扁桃周囲膿瘍や毒素性ショック症候群などを起こすこともあります。また、溶連菌への感染をきっかけとして、免疫の反応による急性リウマチ熱や急性糸球体腎炎を引き起こす場合もあります。
基本的には抗生剤による治療が効果です。 症状が重い場合には、解熱鎮痛剤などを必要に応じて用いることもあります。
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(参考文献)
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