手湿疹は他の人へうつりますか?

手湿疹の原因は肌のバリア機能の低下であり、他の人にうつる心配はありません。

解説

他の人にうつる心配はありません。手湿疹の原因は、化学的・物理的な刺激や個人のアレルギー反応による皮膚のバリア機能の低下です。感染症ではなく、うつるものではありません。
しかし、人にうつる他の病気と症状が似ていて見分けるのが難しいことがあります。心配な場合は一度皮膚科を受診して、湿疹の原因を診断してもらうと良いでしょう。
手湿疹でもそうでなくても、原因を早めに特定できれば早期治療・早期改善につながります。

公開日

最終更新日

大阪府済生会泉尾病院 皮膚科

野村 祐輝 監修

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手湿疹

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関連するQ&A

「手湿疹」とはどのような病気ですか?

「手湿疹」とは、手の赤み、腫れ、痛み、皮膚の剥がれなどが生じる皮膚炎の一種です。

手湿疹の原因は何がありますか?

手の皮膚が水や洗剤、アルコール消毒液などに頻繁にさらされ、肌のバリア機能が低下することで起こります。

手湿疹ではどのような症状がありますか?

手の皮膚にかさつきが生じ、赤みや痛みが生じます。また、水疱ができて皮膚が化膿してくる場合もあります。

手湿疹には初期症状はありますか?

刺激やアレルゲンに触れた部分から皮膚のかさつきや赤みが生じ、指の皮膚が剥がれ落ちてきます。

手湿疹の治し方について教えてください。

原因物質を避け、スキンケアを行います。症状に応じてステロイドなどの塗り薬を使用します。

手湿疹が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?

手湿疹が疑われる場合、皮膚科を受診しましょう。

手湿疹のセルフチェックはできますか?

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

手湿疹は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?

保湿剤やステロイドを使います。ステロイドの副作用には、皮膚が薄く赤くなる現象や緑内障が報告されています。

手湿疹で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?

説明書に記載の期間で薬を使用しても症状が改善しない場合、薬の使用を中止して皮膚科を受診しましょう。

手湿疹の場合、日常生活で気を付けることはありますか?

手の保湿をこまめに行い、水仕事をする際は保護手袋をつけるようにしましょう。

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