手湿疹
公開日:
最終更新日:
手の甲に湿疹ができる場合、どのような原因が考えられますか?
大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
石鹸やアルコール消毒液に繰り返しさらされることで、肌のバリア機能が低下していることが考えられます。
高頻度に水にさらされたり、消毒用アルコールや石鹸、洗剤などの外部刺激の繰り返しによって、皮膚の角層が傷つきバリア機能が低下して炎症が起こるために、湿疹が生じると考えられます。
特に、化学物質によるアレルギーが原因の手湿疹の場合、手の甲は好発部位のひとつです。
手の甲に限らず手の平でも同様の状態が起こりますが、手の甲は手の平に比べて皮膚が薄いため刺激に弱く、バリア機能低下による症状が起こりやすい可能性があります。
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
他に気になることを調べたい方は
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。