ロタウイルス感染症

ロタウイルスが体内に侵入することで発症する感染症です。

便や嘔吐物などに付着したロタウイルスが、手指を介して口から体内に入り込むことで感染します。

通常は1週間程度で自然に回復していきますが、下痢や嘔吐により脱水状態になる可能性もあります。

乳幼児期（0～6歳頃）にかかりやすい病気で、5歳までにほとんどの子どもがロタウイルスに感染すると言われています。

手洗いなど感染対策をしっかり取ることが重要です。

特定の食べ物が原因になることはありません。

ワクチン接種は重症化予防につながります。副反応としてぐずりや下痢などがありますが、数日で軽快します。

潜伏期間は2〜4日、症状は最大1週間です。

激しい下痢と嘔吐が主な症状です。それに加えて発熱や腹痛が生じる場合もあります。

ノロウイルスやアデノウイルスによる胃腸炎で下痢、吐き気、嘔吐といった似た症状を示します。

ロタウイルスの症状や原因、おすすめの病院や対処方法は症状検索エンジン「ユビー」で調べられます。

うまく水分が取れないようなら受診しましょう。

一般内科、消化器内科または小児科を受診しましょう。

通常は症状と診察のみで診断します。

脱水を防ぐための水分補給や、栄養補給を中心とした対症療法が行われます。

合併症の危険もあるので、体調の変化に気をつけましょう。また、周囲への感染を防ぐために感染対策をしっかりと行いましょう。

脱水に対して点滴をすることがあります。