視力検査のCのような記号はなんですか？
「ランドルト環」と呼ばれる国際標準の指標です。
視力検査で使用される「C」のような記号は、「ランドルト環」と呼ばれる国際標準の指標です。
この記号は、直径7.5mm・太さ1.5mmの輪に1.5mmの隙間が空いたデザインで、多くは上・下・左・右の隙間の方向を識別できるかどうかで視力を測定します。
視力1.0とは、5m離れた位置から隙間の方向が正しく判別できる状態のことです。
視力検査にランドルト環が選ばれる理由は、視力値の客観的評価が可能で、近視・遠視・乱視などの屈折異常の影響を明確に判定できるためです。
特に精密な検査が必要な場合や、国際的な研究でも広く採用されています。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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