妊娠中の経腹エコー検査が痛みを伴うことはあるのでしょうか？

妊娠中の経腹エコー検査で、痛みを感じることはほとんどないと考えられますが、まったくないとは言えません。

一般的に、超音波検査は非侵襲的で安全な検査とされていて、プローブをお腹に当てる時の圧迫感や冷たさを不快に感じる方がいる程度です。

ただし、以下のような状況では一時的な痛みや違和感が生じる可能性があります。

• 膀胱が充満しすぎている子宮や胎児を観察しやすくするため、検査前に水分摂取を求められることがあります。膀胱が過度に膨らむと圧迫感や痛みを感じる場合があります。
• 腹部の圧迫：胎児の位置や角度によっては、プローブで強めに圧迫されることがあります。特に妊娠後期で子宮が大きい場合や、胎盤の位置確認時など圧迫を感じやすいでしょう。

また、腹部の筋肉の緊張や皮膚の敏感さ、検査時の緊張状態によって感じ方が異なります。痛みが起こった場合は、すぐに検査者に伝えましょう。必要に応じた対応がなされます。