フィルグラスチム(遺伝子組換え)(グランⓇ)には、どのような効果がありますか?
白血球の一種である好中球を増やして働きを高め、がん治療などに伴う感染症を防ぐなどの効果があります。
フィルグラスチム(遺伝子組換え)(グランⓇ)は、体内で作られる「顆粒球コロニー形成刺激因子」というタンパク質と同じ働きをするお薬です。 私たちの体にある白血球の一種「好中球」は、体内に侵入した細菌などを退治する重要な役割を持っています。このお薬は、好中球の元になる細胞を増やして成長を促し、さらに成熟した好中球の働きを活発にします。 主に、以下のような目的で使われます。
- がんの化学療法(抗がん剤治療)や造血幹細胞移植によって好中球が減ってしまったときの回復を早める
- 再生不良性貧血やHIV感染症など、病気によって好中球が減ってしまう症状を改善する
- ドナーから造血幹細胞を採取する際に、必要な細胞を血液中に増やす(動員する)
好中球の減少による重い感染症を防いだり、特定の治療をスムーズに進めたりするために欠かせないお薬です。
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無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
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