エリブリンメシル酸塩(ハラヴェンⓇ)では、どのような副作用がみられますか?
主な副作用として脱毛症や吐き気があり、重い副作用として骨髄抑制(血液中の成分の減少)等があります。
エリブリンメシル酸塩(ハラヴェンⓇ)の主な副作用は、脱毛症(髪の毛が抜けること)、吐き気などです。重い副作用として、骨髄抑制(血液をつくる力が弱くなり、血液中の成分が減少すること)、感染症等があります。
重大な副作用
- 骨髄抑制:発熱、鼻や歯茎からの出血、動悸、息切れなどの症状がみられます。
- 感染症(頻度不明):風邪のような症状、発熱、関節や筋肉の痛みなどの症状がみられます。
- 末梢神経障害(末梢性ニューロパチー)(28.0%):手足のしびれや麻痺、手足の痛みなどの症状がみられます。
- 肝機能障害(8.3%):体がだるい、皮膚や白目が黄色くなる、嘔吐などの症状がみられます。
- 間質性肺炎(1.5%):咳、発熱、息切れなどの症状がみられます。
- 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑(いずれも頻度不明):関節の痛み、発熱、皮膚症状、ひどい口内炎などの症状がみられます。
その他報告されている副作用(頻度:30%以上のもの)
- 悪心(40.2%)、口内炎(34.1%)
- 疲労(34.1%)、発熱(31.1%)
- 食欲減退(34.8%)
- 脱毛症(46.2%)
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
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