マキサカルシトール・ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル(マーデュオックスⓇ)では、どのような副作用がみられますか?
主な副作用として、血中コルチゾール減少、毛穴の炎症(毛包炎)、肝機能異常などが報告されています。
マーデュオックスⓇ軟膏の主な副作用として、血中コルチゾール減少(頻度:2.4%、体内で作られるステロイドホルモン量が低下する)などが報告されています。なお、長期間にわたって使用すると、皮膚の副作用が出やすくなるので注意しましょう。
また、このほかに、まれではありますが、以下のようなものが報告されています。
このような症状がみられた場合は、すぐに医師または薬剤師に相談してください。
重大な副作用
高カルシウム血症(頻度不明)
口が乾く、体がだるい、力が入らないなどの症状がみられることがあります。
急性腎不全(頻度不明)
尿の量が急に減った、むくみ、体がだるいなどの症状がみられることがあります。
その他の副作用
頻度:1%未満のもの
- 毛包炎(毛穴の炎症)
- 肝臓の機能異常
- 血中カルシウム増加
- 血中クレアチニン増加
- 白血球数減少
頻度不明のもの(まれ)
- 皮膚の刺激感(ピリピリするなど)
- 発疹
- かゆみ
- ウイルスや細菌などによる皮膚感染症
- 口が渇く
- 食欲不振
など
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
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