デスモプレシン酢酸塩(デスモプレシンⓇ)では、どのような副作用がみられますか?
主な副作用として、頭痛、顔の赤みやほてり、熱感、のぼせなどが報告されています。
主な副作用(頻度:いずれも5%以上)
デスモプレシン酢酸塩(デスモプレシン静注)の主な副作用として、以下のようなものが報告されています。
など
重大な副作用(いずれも頻度不明)
また、まれではありますが、重大な副作用として以下のようなものが報告されています。
など
このような症状や気になることがある場合には、主治医または薬剤師に相談してください。
なお、デスモプレシン酢酸塩(デスモプレシン静注)は、抗利尿ホルモンであるバソプレシンが産生されず、多尿になる「尿崩症」の薬として開発されました。バソプレシンと類似構造をしており、同様の作用を持ちます。したがって、不適切にデスモプレシンを用いると、水分を取りすぎることによる水中毒や低ナトリウム血症になります。必ず、医師の指示に従ってください。
公開日:
最終更新日:
兵庫医科大学病院 輸血・細胞治療センター 血液内科
山原 研一 監修
(参考文献)
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