第一三共株式会社
トランサミンカプセル250mgの薬剤情報・副作用
咽頭炎や喉の痛みを抑える、じんましんなどのアレルギーを抑える、出血を止めるために使用されます。
総称(一般名) | トランサミン(トラネキサム酸) |
用法および用量 | (成人)1回1~2カプセルを1日3~4回に服用。投与年齢・症状により適宜増減されます。 |
効能または効果 | 出血を止める作用、抗アレルギー作用、抗炎症作用があります。 出血、喉などの炎症、じんましんなどのアレルギー症状に使用されます。 |
薬の値段(薬価) | トランサミンカプセル250mgの薬価は、10.1円です。 |
ジェネリック医薬品 | この薬はジェネリックではありません。 |
注意事項 | 以下の場合は使用には注意が必要です。 薬や食べ物のアレルギーがある。 寝たきり、脳梗塞、心筋梗塞、腎不全、妊婦などに当てはまる方。 |
※上記の情報は「ユビー病気のQ&A」が独自に要約および提供している情報になります。
トランサミンカプセル250mgのお薬詳細
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。 そのために、トランサミンカプセル250mgを使用される患者さんの理解と協力が必要です。
内用薬
2023年03月
主成分 | トラネキサム酸 |
剤形 | だいだい色不透明/白色不透明のカプセル剤、全長17.8mm |
シート記載など | トランサミン250mg、Transamin250mg、D605 |
トランサミンカプセル250mgの作用と効果について
種々の出血症状などに関与するプラスミンの働きをおさえ、抗出血・抗アレルギー・抗炎症効果を示します。
通常、全身性線溶亢進が関与すると考えられる出血傾向、局所線溶亢進が関与すると考えられる異常出血、湿疹・じん麻疹・薬疹・中毒疹における紅斑・腫脹・そう痒などの症状、扁桃炎・咽喉頭炎における咽頭痛・発赤・充血・腫脹などの症状、口内炎における口内痛および口内粘膜アフターの治療に用いられます。
次の方は注意が必要な場合があります。
必ず担当医師や薬剤師に伝えてください。
- 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。血栓ができやすい。血栓症、腎不全がある。人工透析をしている。
- 妊娠または授乳中
- 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
用法・用量(この薬の使い方)
- 通常、成人は1日3〜8カプセル(主成分として750〜2,000mg)を3〜4回に分けて服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
- 飲み忘れた場合は、気がついた時点で1回分を飲んでください。ただし、次の飲む時間が近い場合は、忘れた分を飲まないで、次の飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
- 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
- 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)
主な副作用として、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、胸やけなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
- 筋肉が発作的に収縮する状態[痙攣]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
保管方法その他
- 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
- 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
医療関係者向け添付文書
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トランサミンカプセル250mgに関連する病気や症状
関連する病気や症状は「ユビー病気のQ&A」に記載されている情報を表示しているため、すべてを記載したものではありません。
表記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
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