口唇炎の症状は?口唇炎
監修医師阿部 吉倫内科
- 更新日
- 2026/10/27
- 公開日
- 2020/09/03
口唇炎と診断された人の受診データ(最初に気になった症状・診療科)
最初に気になった症状
受診した診療科
受診して「口唇炎」と診断されたと回答した人が、症状チェックを始めたときに最も気になる症状として選んだものと、受診した診療科のデータ(自己申告、2021年1月〜2026年9月)です。医師による記録ではなく、世の中全体の割合でもありません。
※%は回答した人に占める割合です。
※回答が1,000人以上ある症状・病名のデータに限って掲載しています。
ユビーで症状チェックしたあと、受診して「口唇炎」と診断されたと回答した人(自己申告)が、最も気になる症状として選んでいたのは、口唇のびらん(19%)、口唇の痛み・かゆみ(18%)、口唇の発赤(16%)などでした。
受診した診療科は、皮膚科(67%)、内科(13%)、耳鼻咽喉科(12%)の順でした。
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口唇炎とは
唇の周りの炎症です。乾燥やよだれなどの刺激が原因となる他、細菌やカビ、ウイルスの感染によって起こる場合もあります。
「口唇炎」とはどのような病気ですか?
主に唇の赤い部分や周囲の皮膚に発生する口唇炎は、唇の炎症を伴う皮膚疾患です。
口唇炎は、唇の炎症を伴う皮膚疾患です。主に唇の赤い部分や周囲の皮膚に発生します。症状としては、赤み、腫れ、ひび割れ、場合によっては出血が見られることがあります。
アレルギー反応や刺激物によって引き起こされることが多く、特に乾燥した環境や寒冷な気候、または特定の食品や化粧品に対する過敏反応が原因となることがあります。
治療には感染症との区別が重要です。何度も繰り返す場合は感染症や全身性の疾患など、別の病気の可能性も考えられます。長引く時は皮膚科を受診しましょう。
口唇炎の症状
口唇炎には初期症状はありますか?
初期に限りませんが、主に口唇や口角の乾燥、亀裂、皮むけなどがみられます。
初期に限りませんが、口唇炎の症状として、主に口唇や口角の乾燥、亀裂、皮むけなどが見られます。これらの症状は、特に冬や乾燥した環境で悪化しやすくなります。痛みやヒリヒリ感を伴うことがありますが、かゆみはあまり感じられません。また、赤みや小さなブツブツ、ただれ、出血が見られることもあります。
乾燥などの外的要因に限らず、体調不良のサインの可能性もありますので注意しましょう。口唇炎は生活習慣、栄養不足、特にビタミンB2やB6の欠乏などのいろいろな要因で引き起こされます。以上のような初期症状を見逃さず、なるべく早めに適切にケアするのが大切です。
口唇炎ではどのような症状がありますか?
口唇の乾燥、亀裂、皮むけなどがあります。
口唇炎の主な症状は、口唇の乾燥、亀裂、皮むけです。発赤や小さなブツブツ、ただれ、出血を伴うこともあります。特に冬季には乾燥が悪化しやすく、口周りの皮膚もカサカサになりやすい傾向があります。痛みやヒリヒリ感を感じることが多いですが、かゆみはあまり見られません。
原因としては、気候の変化(特に乾燥)、日焼け、唇を舐めることによる刺激、ビタミンB2やB6の不足などが挙げられます。また、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患が関わっている場合もあります。水ぶくれがみられる場合はヘルペスなどのウイルス感染が疑われますので注意しましょう。
口唇炎の原因
口唇炎の原因は何がありますか?
アレルギー、気候、感染、栄養不足などさまざまです。
口唇炎の原因は多岐にわたります。主な原因は以下のとおりです。
- アレルギー反応(食品、化粧品、歯磨き粉など)
- 刺激物質への接触
- 感染(ウイルスや細菌、真菌、特にヘルペスウイルス)
- 栄養不足(ビタミンB群や鉄分)
- 気候(寒冷、乾燥、強い紫外線)
- ストレスや全身疾患に伴う免疫機能の低下
など。
また、唇の乾燥や唇を過度に舐める癖も炎症を悪化させる要因となります。口唇炎の症状や持続期間は原因によって異なります。症状が長引く場合は、正確な診断と適切な治療のために、皮膚科で専門医の診察を受けましょう。
口唇炎の検査・診断
口唇炎のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
以下のような症状が見られる場合、口唇炎が疑われます。
- 唇や周辺の乾燥
- 唇や周辺のひび割れ
- 唇や周辺の皮むけ
- 唇のかゆみ、腫れ
口唇炎と似たような症状が生じる別の病気の可能性もあります。まれですが悪性疾患の可能性も否定できませんので、長引く場合は医療機関を受診して適切な治療を受けましょう。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、口唇炎かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。
口唇炎の治療・対処法
口唇炎への対処法は?
唇の周りを清潔に保ち、保湿と保護を行なってください。痛みやかゆみの症状がある場合は医療機関を受診してください。
口唇炎の場合、主にどのような治療をしますか?
まず保湿し、炎症が見られる場合にはステロイド外用剤を使うことがあります。
口唇炎の治療には、まず保湿が重要です。口唇炎は、口唇や口角に炎症が生じた状態で、主に乾燥や刺激、栄養不足などが原因になります。軽症の場合はワセリンなどの保湿剤を使って乾燥を防ぎます。また、炎症が見られる場合にはステロイド外用剤を使うことがあります。症状によってはビタミンB2やB6の内服を指示されることもあるでしょう。
ただし、口唇炎が繰り返す場合や改善が見られない場合は、感染症や他の皮膚疾患の可能性があります。なかなか治らない場合は皮膚科で専門医の診察を受け、適切な治療で早い回復につなげましょう。
受診の目安・何科を受診するべきか
口唇炎が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
耳鼻咽喉科や皮膚科を受診しましょう。
口唇炎が疑われる場合は、耳鼻咽喉科または皮膚科を受診しましょう。口唇炎は、口の周りの皮膚や粘膜に炎症が生じた状態で、ウイルス感染やアレルギー反応、乾燥などが原因となる可能性があります。耳鼻咽喉科や皮膚科では、専門的な診察を受け、適切な治療法を提案してもらえるでしょう。
もし、アレルギーや自己免疫疾患の可能性がある場合、専門的な検査が必要になることがあります。症状が改善しない場合や再発を繰り返す場合は、早めに医療機関を受診して診断につなげられるようにしましょう。
口唇炎が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
症状が長引く、または悪化した場合は病院を受診しましょう。
口唇炎が疑われる場合、症状が長引いたり悪化したりするようであれば、病院の受診を検討しましょう。
口唇炎の原因はさまざまですが、感染やアレルギーといったものも原因となります。さらに、口唇ヘルペスなど、似た症状のほかの病気もあります。また、リンパ節の腫れや発熱など、ほかの症状を伴う場合も全身性の病気の可能性が考えられるでしょう。
保湿剤など市販薬を使っても改善が見られない場合は、早めに耳鼻咽喉科や皮膚科を受診しましょう。早期回復には適切な治療が必要です。
口唇炎の専門医がいる近くの病院はありますか?
口唇炎の専門医がいる病院を見る対処法・セルフケア
口唇炎の場合、日常生活で気をつけることはありますか?
唇の乾燥を防ぎ、刺激物が触れないようにしましょう。体調管理も重要です。
口唇炎の予防や悪化の防止には、以下のようなことに気をつけましょう。
唇をなめる癖がある方は、唾液が蒸発する際に乾燥を悪化させるため、控えるようにしましょう。ワセリンやリップクリームでこまめに保湿し、乾燥から唇を守りましょう。特に、紫外線は炎症を悪化させる原因となるため、UVカット効果のあるリップクリームを使用するとよいでしょう。
食事の際は、香辛料、柑橘類などの刺激の強いものや熱いものは避け、できるだけ唇に触れないように工夫しましょう。
口紅やリップは低刺激性の製品を選ぶか、口唇炎が治るまでは控えることをおすすめします。
さらに、体調管理も重要です。睡眠不足やストレスは免疫力を低下させ、口唇炎を悪化させる可能性があります。バランスの取れた食事を心がけ、十分な睡眠を取り、ストレスを解消するようにしましょう。
アレルギーのため口唇炎を発症している場合もあり、原因として歯科治療で使用される金属や、アクセサリーなどが考えられます。疑われる場合は金属を含む皮膚アレルギー検査を受けるのもいいでしょう。
口唇炎で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
口唇炎が薬で改善しない場合、耳鼻咽喉科や皮膚科で専門医の診察を受けることをおすすめします。
耳鼻咽喉科や皮膚科で専門医の診察を受けることをおすすめします。口唇炎はさまざまな原因で発生するため、治療のためには適切な診断が必要です。口唇炎の原因として、乾燥などの気候ストレスや栄養不足、アレルギー反応などさまざまなものが考えられます。
原因を特定して生活習慣や食事を見直すと、症状の改善につながる場合があります。また、口内を清潔に保つためのうがいや口腔ケアの徹底も効果的です。
保湿剤など塗り薬を使用することで、症状が軽減されることがありますので、市販薬の使用も検討してよいでしょう。しかし、症状が長引く場合や悪化する場合は、自己判断せずに医療機関を受診しましょう。
参考文献
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会.“口腔・咽頭の病気”..https://www.jibika.or.jp/modules/disease/index.php?content_id=22,(参照 2026-03-31).
奥野哲朗.口唇炎・口角炎.埼玉県皮膚科医会,http://saitamahifuka.org/public/dermatosis/%E5%8F%A3%E5%94%87%E7%82%8E%E3%83%BB%E5%8F%A3%E8%A7%92%E7%82%8E-2/(参照 2026-03-31)
佐伯秀久ほか.“アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2021 ”.日本アレルギー学会.https://www.jsaweb.jp/huge/atopic_gl2021.pdf,(参照 2026-03-31).
口唇炎について、医師からのよくある質問
医師からよくある質問はありますか?
「口唇炎」について医師からよくある質問の例として次のようなものがあります。
- 肌の表面がカサカサしてパラパラこぼれ落ちていますか?
- 口のなかに盛り上がったできものがありますか?
- くちびるが真っ赤になっていますか?
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この記事の監修医師
阿部 吉倫
内科
2015年東京大学医学部医学科卒。東京大学医学部付属病院、東京都健康長寿医療センターで初期研修を修了。血便を放置し48歳で亡くなった患者との出会いをきっかけにデータサイエンスの世界へ。2017年5月にUbie株式会社を共同創業。2019年12月より日本救急医学会救急AI研究活性化特別委員会委員。2020年 Forbes 30 Under 30 Asia Healthcare & Science部門選出。
- 更新日
- 2026/10/27
- 公開日
- 2020/09/03