下痢
の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2023/09/14
「下痢」がどの病気に関連するかAIでチェックする
下痢について「ユビー」でわかること
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「下痢」はどんな症状ですか?
下痢とは
「下痢」に関連する主の病気には、大腸ポリープ、慢性腎臓病・慢性腎不全、細菌性胃腸炎などがあります。
「下痢」に関連する症状はありますか?
「下痢」のQ&A
- A.
ウイルスや細菌の感染が原因として最も多いです。飲食物・ストレス・薬なども下痢の原因となる事があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る感染や薬による腸炎、飲食物、慢性的な病気、腸以外の病気でも下痢が起こることがあります。
感染性腸炎
ウイルスや細菌などの病原菌の感染で腸炎が起こります。
虚血性腸炎
便秘などで腸の血の巡りが悪くなることで腸に炎症が起こって粘膜がただれて下痢をきたします。粘膜のただれから出血するので血便を伴うことが多いです。
薬剤性腸炎
抗生物質の内服で、元々の腸内細菌バランスが崩れたり、そのほかの薬でも腸粘膜に影響して腸炎が起こることがあります。
過敏性腸症候群
ストレスなどにより腸の動きが活発になったり、腸液の分泌吸収調節がうまくいかなかったりすることで下痢をきたします。
飲食物
アルコールや香辛料、コーヒーなどの刺激物が腸を刺激して、腸液の分泌が亢進することがあります。
炎症性腸疾患
腸に炎症をおこす難病により、下痢症状を繰り返すことがあります。潰瘍性大腸炎、クローン病といった病気があります。
大腸癌
大腸の中にできものがあると、腸の動きが活発になって、下痢となることがあります。
慢性膵炎
膵臓から分泌される消化液が足りないと、食べ物が未消化になり、腸管内に水分が溜まって下痢を起こします。特に脂肪が分解されず残ることがあるので、脂肪便(下痢の中に油が浮いていること)が見られることがあります。
- A.
水分を多く含んだ便が出る症状です。トイレに行く回数が増えたり、腹痛を伴う場合もあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る水分を多く含んだ便が出る症状です。
一般的には、消化管に流れ込む水分は食べ物や飲み物のほかに胃液や腸液などの消化液が含まれ、1日10Lほどと言われています。
そのうちの8Lは小腸で吸収され、残りのほとんどは大腸で吸収され、便には100mlほどしか水分が残りません。
腸での水分吸収が抑えられたり、腸液の分泌が多くなると、便に含まれる水分が多くなり、下痢となります。また、腸の動きが活発になりすぎると、十分に水分が吸収される前に排泄されてしまうため、下痢となります。下痢は腸内に溜まった有害物質を排出する体の防御反応でもあります。 - A.
軽症であれば、どんな病気でも元気にみえることがあります。過敏性腸症候群・慢性膵炎・大腸癌などでもあり得ます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る一番頻度が高い感染性腸炎で下痢をきたす場合は、通常は数日で下痢は治りますが、10%ほどの割合で過敏性腸症候群といった下痢が続いてしまう病気を引き起こすことがあります。
慢性膵炎や大腸癌なども腹痛といったほかの症状が見られずに下痢だけ続くこともあります。一見元気そうに見えても、大きな病気が隠れていて治療が必要なこともあるので、受診して検査することが必要です。 - A.
出し切る方法はありません。下痢の原因に合わせた対処方法が必要です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る下痢の原因は一番多いのは感染性腸炎です。多くの場合は、数日で自然に下痢が止まるので、水分や消化の良い食事の摂取と安静を心がけます。
下痢は、有害物質を排泄する防御反応であることから、下痢止めは基本的には使いません。
整腸剤などの薬を補助的に使いながら自然に治ることを待ちます。
慢性的に下痢が続く場合は、背景に重大な病気が隠れていることもあるので大腸カメラや便培養検査などの検査を行って調べていきます。 - A.
発熱や激しい腹痛などの強い症状がある際には早めに受診しましょう。長期間下痢が続いている場合も受診を検討しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る急に出現する激しい症状、例えば1日10回以上の下痢や、発熱や血便が見られぐったりするときは緊急性が高い可能性があるのですぐの受診を考えます。強い腹痛が伴う場合も重大な病気の危険性があるため、早めの受診をおすすめします。
下痢は感染性腸炎によるものが多く、自然治癒することが多いので、数日で改善することがほとんどです。1週間以上続くような場合は、感染以外の他の病気がある可能性が高いので受診をおすすめします。 - A.
消化器内科を受診しましょう。急いで受診する場合には、救急外来やかかりつけのクリニックの受診も考えましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る急に出現する激しい症状、例えば1日10回以上の下痢や、発熱や血便が見られぐったりするときは緊急性が高い可能性があるので救急外来を考えます。強い腹痛が伴う場合も重大な病気の危険性があるため、早めの受診をおすすめします。
ある程度、食事や水分が取れている場合は、日中にかかりつけ医や消化器内科を受診すると適切な検査を行うことができます。
下痢はどんな病気に関連しますか?
下痢について、医師からのよくある質問
- 朝の出発前によく下痢をしますか?
- 周囲(学校や職場、家庭など)に同じような症状の人がいますか?
- ここ1週間以内に生牡蠣、刺身、古いおにぎり・弁当、加熱不十分なレバー、生水などの食中毒を起こしそうなものを口にしましたか?
- 新型コロナウイルス感染者との接触(数分以上2m以内での会話など)がありましたか?
監修医師
診療科・専門領域
- 消化器内科