下痢の症状がある場合、受診の目安はありますか?
発熱や激しい腹痛などの強い症状がある際には早めに受診しましょう。長期間下痢が続いている場合も受診を検討しましょう。
急に出現する激しい症状、例えば1日10回以上の下痢や、発熱や血便が見られぐったりするときは緊急性が高い可能性があるのですぐの受診を考えます。強い腹痛が伴う場合も重大な病気の危険性があるため、早めの受診をおすすめします。
下痢は感染性腸炎によるものが多く、自然治癒することが多いので、数日で改善することがほとんどです。1週間以上続くような場合は、感染以外の他の病気がある可能性が高いので受診をおすすめします。
新潟大学大学院医歯学総合研究科 消化器科
吉岡 藍子 監修
(参考文献)
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