ドルーゼンには初期症状はありますか?
ほとんどなく、進行するまで自覚しにくいです。
ドルーゼンの初期段階では、自覚できる症状はほとんどありません。そのため、発見は眼底検査などの専門的な診察によってのみ可能です。患者さん自身が異変を感じるのは、ドルーゼンが黄斑の機能に影響し始めた段階であり、そのときにはすでに進行していることが多いのです。
例えば、小さな文字が読みにくい、直線が歪んで見える、明暗の調整がしにくいといった視覚症状が現れた場合は、初期ではなく中等度以上の進行と考えられます。この「初期症状がほとんどない」という特徴が、ドルーゼンを放置してしまう原因にもなります。
したがって、40歳を過ぎたら定期的に眼科で眼底検査を受けることが、早期発見と予防のために非常に重要になります。


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東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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