遺伝性網膜ジストロフィーの末期症状はどのようなものがありますか?
高度な視野狭窄や視力低下を認めることが多いです。
遺伝性網膜ジストロフィーの末期症状は、病気の種類によって異なりますが、一般的には以下のような特徴がみられます。
進行すると視野が極端に狭くなり(求心性視野狭窄)、最終的には光しか感じられなくなることがあります。
網膜の変性が進むことで、暗い場所だけでなく明るい場所でも視認が難しくなり、完全に失明に至ることもあります。
特に網膜色素変性では、初期に夜盲が現れ、徐々に視野が狭くなり、末期には中心視力も失われることが多いです。
また、視細胞や網膜色素上皮の障害が進行することで、視力低下だけでなく、
- 視界がぼやける
- 明るさの変化に適応できない(光順応障害)
- 色の識別が難しくなる(色覚異常)
といった症状も悪化していきます。
黄斑部が侵されるタイプの遺伝性網膜ジストロフィー(例:スターガルト病)の場合は、視力が高度に低下し、中心暗点が顕著になり、物の形を認識することが難しくなります。
最終的には、周囲の動きを感じる程度の視覚が残る場合もありますが、末期では光覚すら失われ、完全失明することもあります。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
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