遺伝性網膜ジストロフィーで薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
現状RPE65遺伝子が原因の網膜ジストロフィーに対するルクスターナが効かない場合、あるいは治療薬が使えない場合には、遮光眼鏡の利用などのロービジョンケアを受けることが推奨されます。
遺伝性網膜ジストロフィーの患者さんで、RPE65遺伝子が原因の場合にはルクスターナが使用できますが、そのほかの種類の遺伝性網膜ジストロフィーには根本的な治療薬はありません。
そのため、ルクスターナが効かない場合、あるいは治療薬が使えない場合には病気によって出る眩しさ、夜盲などの症状の緩和を目的として、遮光眼鏡(急に暗いところに入った際に有効。眩しさの軽減にも有効)の利用などのロービジョンケアを受けることが推奨されます。
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最終更新日:
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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