「眼窩底骨折」とはどのような病気ですか?
眼球の下にある薄い骨が折れる顔面骨折です。
眼窩底骨折とは、眼球を収めている「眼窩」という骨の空間のうち、底の部分にあたる骨が折れた状態を指します。眼窩底は上顎洞(頬の奥にある空洞)と接しており、非常に薄く割れやすい構造をしています。
そのため、顔面に強い衝撃が加わると、骨自体が折れたり、割れた隙間に目を動かす筋肉や脂肪組織が入り込んだりします。これにより、目の動きが制限されたり、物が二重に見えたりする症状が生じます。
外見上は単なる打撲のように見えることもありますが、視機能や目の位置に影響を及ぼす可能性があるため、見逃してはいけない骨折の一つです。
眼窩底骨折について、特に知りたいことは何ですか?
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東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
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