正中型口腔底癌の手術後は、どのようなリハビリを行いますか?
飲み込みや呼吸の力を鍛えるリハビリを行います。
正中型口腔底癌の手術後は、食事や会話といった日常生活に欠かせない機能が影響を受けることがあります。そのため、以下のようなリハビリを行います。
嚥下の訓練
- 嚥下おでこ体操:頭を前に倒し、手の抵抗に対して押し返すことで、飲み込む動作に必要な筋肉を鍛えます。
- シャキア法:仰向けに寝た状態で頭を持ち上げ、喉ぼとけを引き上げる力を強化します。
呼吸の力を高める訓練
- ブローイング訓練:ペットボトルやコップに水を入れ、ストローで息を吹き、呼吸に関する筋肉を鍛えます。
舌の動きを鍛える訓練
- 舌を上下・左右へ動かす、舌を前に出す、舌で上顎を押すなどの舌の可動域と筋力を高める訓練を行います。
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真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
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