多嚢胞性卵巣症候群を発症すると、妊娠ができなくなりますか?
適切な治療と対処によって、妊娠することが可能です。生活指導や薬物療法といった治療は、症状や妊娠の希望などによって決められますので、受診する際に医師にご相談ください。
一般的に多嚢胞性卵巣症候群では周期的な排卵を認めないため不妊症の原因となりますが、妊娠ができないわけではありません。多くの症例で排卵が全く起きていないわけではないため、自然妊娠される方もいます。自然排卵が乏しい症例においても、減量などの生活指導や排卵を促す排卵誘発剤を使用することで妊娠成立する方は大勢います。
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
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