多嚢胞性卵巣症候群
「多嚢胞性卵巣症候群」とは、卵巣から卵子を放出できない排卵障害などが主な原因で、生理周期の乱れ(月経不順)などが起こる病気です。生理の乱れ(月経不順)の程度によっては医療機関での相談が必要です。気になる症状がある場合は、まずは婦人科や産婦人科を受診しましょう。
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
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症状について
月経不順など生理周期の乱れに加えて、卵巣から卵子がうまく放出できない排卵障害や、肥満・多毛などの男性化徴候、血糖値異常などを認めることがあります。
初経時から生理の乱れ(月経不順)を認める方が少なくありません。
ストレスやダイエットなどが原因で生理の乱れ(月経不順)をきたすこともあるため、鑑別が必要です。
多嚢胞性卵巣症候群の症状や原因、おすすめの病院や対処方法は症状検索エンジン「ユビー」で調べられます。
受診について
診断について
治療について
妊娠を希望するかどうかに合わせて、服薬や手術などの治療を行っていきます。また、肥満の方は減量も治療の一部となります。
根気よく通院をし、医師の指示通り決められた薬を内服することが重要です。
適切な治療と対処によって、妊娠することが可能です。生活指導や薬物療法といった治療は、症状や妊娠の希望などによって決められますので、受診する際に医師にご相談ください。
そのまま放置していると子宮体がんのリスクが上がることがあるので、妊娠を希望しない場合でも医療機関を受診して治療の相談をしましょう。
薬について
(参考文献)
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