多嚢胞性卵巣症候群の治療中に、日常生活で気をつけることはありますか?
根気よく通院をし、医師の指示通り決められた薬を内服することが重要です。
長期にわたり付き合っていく必要がある疾患であり、自己中断などをせずにしっかりと通院をし、医師の指示に従って服薬を行うことが大切です。排卵を促す薬を飲んでいる場合には、卵巣が過剰に腫れる卵巣過剰刺激症候群を発症しやすくなるため、注意が必要です。卵巣が大きくなるに伴って腹水が溜まり、腹部不快感や張り、嘔気、下痢などを引き起こす場合があります。
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
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