くも膜下出血
最終更新日:
退院後に気をつけることはありますか?
熱田リハビリテーション病院 一般内科
森岡 万里奈 監修
回答
発症から時間が経った後に起こりやすい合併症である水頭症に注意しましょう。
解説
退院する際には、担当の先生から今後の受診について説明があると思いますので、わからないことがあればよく聞いておきましょう。
発症から時間が経ったあとに起こりやすい「水頭症」と呼ばれる合併症の有無などの確認のため、CTやMRIといった検査の定期的な受診を指示をされることがありますので、きちんと受診してください。
ご家庭では、処方された薬を忘れずに飲むとともに、血圧管理の徹底を心がけましょう。
関連する病気と症状
(参考文献)
日本脳卒中学会 脳卒中ガイドライン[追補2019]委員会. 脳卒中ガイドライン2015[追補2019],2019.
水野 美邦. 神経内科ハンドブック第5版. 医学書院, 2016.
ほかのくも膜下出血の質問
一般的にどのような薬を飲んで治療しますか?副作用はありますか?
血圧を下げる薬や脳のむくみをとる薬、痙攣発作の予防薬などが、患者さんごとの状態にあわせて使われます。
薬はいつまで飲むのでしょうか? ずっと飲み続けなくてはいけないのでしょうか?
急性期を過ぎた後は、血圧のコントロールや痙攣発作の予防が必要な場合に薬が処方されます。いずれやめられる薬もあります。
くも膜下出血による入院期間は平均でどのくらいですか?
軽症であれば数週間で退院できますが、重症の場合は数ヶ月入院が必要になる場合もあります。
治療を開始してから治るまでの流れが知りたいです。
動脈瘤が見つかれば緊急手術を行い、その後2週間ほど薬を用いた治療を続けます。状態が安定したらリハビリを行っていきます。
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