円錐切除術の出血量はどのくらいですか?また、かさぶたはいつごろとれますか?
一般的に出血量は多くありませんが、術後1~2週間程度でかさぶたがとれるで再出血することがあります。
病状や切除範囲にもよりますが、一般的には円錐切除術に伴う術中の出血は少量です。
手術後に関しては、1~2週間程度は少量の出血が続くことがあります。また、術後1~2週間後あたりに出血量が多くなる場合があり円錐切除術後の主要な合併症とされています。これは創部のかさぶたが剥がれることが一因ではないかと考えられています。
もし、術後の出血量が月経時にみられる出血量よりもかなり多い場合など、異常を感じたり不安を感じる場合には速やかに担当医に連絡するか、救急外来を受診するようにしましょう。
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
M. Furugori, et al. Short‐ and long‐term complications and the impact on quality of life after cervical conization by harmonic scalpel. Obstetrics and Gynecology, https://obgyn.onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/jog.13273(参照 2024-10-07)
国立がん研究センター.子宮頸がん 治療.国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方向けサイト,https://ganjoho.jp/public/cancer/cervix_uteri/treatment.html(参照 2024-10-07)
日本産科婦人科学会.子宮頸がん.公益社団法人 日本産科婦人科学会,https://www.jsog.or.jp/citizen/5713/(参照 2024-10-07)
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