子宮頸がん検診の結果がNILMだった場合、どういう意味ですか?
子宮頸部の細胞に異常がない状態を意味します。
細胞診による子宮頸がん検診の「NILM」という結果は、子宮頸部の細胞に異常がない状態を意味します。NILM(Negative for Intraepithelial Lesion or Malignancy)は「上皮内病変や悪性所見が認められない」という意味です。
現在のところ、子宮頸がんやその前段階である前がん病変(CIN1/CIN2/CIN3)の所見がないことを示しています。この結果は、細胞診検査で採取された細胞が正常範囲内であることを表し、現時点で治療が必要な病変がないと判断されます。
ただし、NILMと判定されても子宮頸がんの原因となるHPVに感染している可能性はあります。NILMと判定されたあとも、推奨される間隔で継続的に検診を受診しましょう。細胞診なら2年に1度、HPV検査単独法なら5年に1度です。
株式会社BearMedi 臨床検査技師
佐々木 祐子 監修
(参考文献)
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