若い女性も子宮頸がんの検診を受けたほうがよいですか?
20歳以上の女性であれば、2年に1回は子宮頸がんの検診を受けたほうがよいとされています。
子宮頸がんは他の悪性腫瘍と異なり、高齢の女性よりもむしろ若い女性において見つかりやすい病気と言えます。
近年は特に若年化が進んでおり、20〜30歳代での発症が増えてきています。
20歳を過ぎたら、ぜひ2年ごとにがん検診を受けるようにしましょう。
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最終更新日:
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
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子宮頸がんとはどのような病気ですか?
子宮の腟側にある管状の部分を子宮頸部と呼びます。この子宮頸部にできるがんを子宮頸がんと言います。
どのような人が子宮頸がんになりやすいですか? 原因は何ですか?
HPV(ヒトパピローマウイルス)に長期間感染することが主な原因とされています。
子宮頸がんを放置するとどうなりますか?
がんが進行していき、完治が難しくなっていきます。命に関わるため、早めの対処が重要です。
子宮頸がんのステージ(転移の有無別)について教えてください。
子宮頸がんは大まかにⅠ~Ⅳ期に分類されます。
子宮頸がんの生存率や完治率はどれくらいでしょうか?
進行度によって異なります。発見が早ければ早いほど、高い確率で完治を目指せます。
子宮頸がんではどのような症状が見られますか?
初期の子宮頸がんのほとんどが無症状です。進行すると不正出血や下腹部の痛み、おりものの異常などが出現します。
子宮頸がんには初期症状はありますか?
初期には症状がないことがほとんどです。そのため早期発見のためには、がん検診の定期的な受診が大切です。
子宮頸がんと症状が似ている他の病気はありますか?
不正性器出血を来す他の疾患には、子宮体がんや月経異常、子宮頸部や子宮内膜のポリープなどがあります。
子宮頸がんかもしれない場合、医療機関を受診する目安はありますか?
症状のない初期段階での発見が望ましいため、20歳を過ぎたら2年ごとの定期検診受診をおすすめします。
子宮頸がんの検査を受けに病院にいく場合、何科を受診したらいいですか?
定期検査は各区市町村が指定する検診機関でも受けられます。精密検査は婦人科もしくは産婦人科で受けられます。
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