黒色真菌症は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
黒色真菌症の薬物療法では、抗真菌薬を使用します。
黒色真菌症では、局所の外科的治療や局所温熱療法で治療可能な病変の場合は局所治療を行います。
それ以外の場合には、さまざまな抗真菌薬と外科治療や局所温熱療法を併用して治療します。
抗真菌薬で最も使用されるのは、イトラコナゾールという薬ですが、この薬剤に対する耐性を持っている菌もあるため、注意が必要です。
テルビナフィンという薬は、副作用も少なく、イトラコナゾールなどとの併用がされやすいです。5フルオロシトシンは従来よく用いられていましたが、疼痛、発熱、発赤などの副作用が強いため、使用されにくくなっていますが、使用される場合は、他の治療との併用が多いです。
このように、薬によって特性が異なるため、患者さんへの効果を見ながら適切な治療法を考えていきます。
公開日:
最終更新日:
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
𝕏ユビー病気のQ&A
治療が必要な患者様へのお願い
黒色真菌症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。