「黄斑円孔」とはどのような病気ですか?
黄斑円孔は網膜の中心に穴が開く病気です。
黄斑円孔とは、網膜の中心である黄斑に円形の穴が開いてしまう病気です。黄斑はものを見るために最も重要な部分で、ここに障害が起こると視力低下や中心が歪んで見える症状が出ます。
原因としては加齢や硝子体の収縮が多く、特に50歳以上の女性に比較的多く見られます。初期には軽いかすみや歪みだけですが、進行すると視力が大きく落ちる可能性があります。
自然に治ることは少なく、多くは硝子体手術による治療が必要です。早期に受診して治療を受ければ、視力の回復が期待できる病気です。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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