下垂体機能低下症の場合、主にどのような治療をしますか?
原因となる病気の治療やホルモンの補充を行います。
不足しているホルモンを補充します。
副腎皮質刺激ホルモンの分泌が低下することによる副腎皮質機能低下症では、ヒドロコルチゾンなどのステロイドホルモンを補充します。
甲状腺刺激ホルモンの分泌が低下することによる甲状腺機能低下症では、レボチロキシンを補充します。
副腎不全がある場合、必ずステロイドホルモンの補充を優先させます。
成長ホルモンの分泌が低下している場合、低身長の子どもでは成長ホルモンを注射で補充します。大人では一定の基準を満たす場合、成長ホルモンを補充して治療しますが、がんがある方や妊娠中の方は治療できません。
卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンの分泌が低下することによる性腺機能低下症では、性ホルモンを補充します。
抗利尿ホルモンの分泌が低下すると中枢性尿崩症を起こしますが、デスモプレシンを補充して治療します。
下垂体に腫瘍がある場合は手術をします。
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最終更新日:
医療法人泰水会濵﨑クリニック 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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